千葉県議会 2018-12-07 平成30年12月定例会(第7日目) 本文
国の制度では、平成17年6月から13歳未満の子供を対象とする暴力的性犯罪については、受刑者の出所情報が法務省から警察庁に提供されており、さらに、平成23年からは当該受刑者の性犯罪再犯防止指導の指導密度の別や再犯防止のために参考となる事項が提供されることになっています。冒頭の事件の犯人も前科でこの制度の対象となっていたはずです。
国の制度では、平成17年6月から13歳未満の子供を対象とする暴力的性犯罪については、受刑者の出所情報が法務省から警察庁に提供されており、さらに、平成23年からは当該受刑者の性犯罪再犯防止指導の指導密度の別や再犯防止のために参考となる事項が提供されることになっています。冒頭の事件の犯人も前科でこの制度の対象となっていたはずです。
このほか、暴力団離脱指導や性犯罪再犯防止指導、ハンドメード帆布トートバッグ製作などの就労指導が行われておりました。 再犯防止のためには、受刑者が出所後の地域への受け入れ環境と就労が大きな課題となります。 そこで知事には、1点目に、鳥取県更生保護給産会が担ってきた事業についての評価と今後の果たす役割について伺います。
性犯罪事犯者に対する更生への取り組みにつきましては、主として法務省において実施されているところであり、刑務所等刑事施設におきましては、自己統制力に不足のある受刑者等に対しまして、性犯罪再犯防止指導を実施し、また保護観察におきましては、仮釈放者及び保護観察つき執行猶予者に対しまして、性犯罪者処遇プログラムに沿った認知行動療法に基づく指導を受けることを義務づけるなどの対策を行っていると承知しております。